お金がたまらないと嘆いた知人の話
先日、知人と話をした際に、家にある家電等が壊れて修理費がかかる、という話をした。
それ自体はどこにでもある話だと思うが、その際に、いろいろなものが壊れたり交換したりする必要がありお金がたまらない。
と話していた。
よく話を聞いてみると、お金を貯めることの優先順位が高くないことがわかった。
いろいろな物が壊れて直したり、交換すること自体は仕方ないと思う。
現在使用しているものが、高級品のようだった。
それに対して別の選択肢を聞いてみた。
具体的には、
・中古で安いものにしてみてはどうか
・新品でも安い廉価版を使ってみてはどうか
というものだ。
どちらも本人としては使えない理由があり、却下された。
従って新品の高級品を買うことになりそうだが、このような場面でお金に対しての価値観が現れると言える。
いろいろな理由があって、安いものを使えないのは仕方のないことと思う。
制約自体は個人固有のものなのでどうしようもない、とあきらめる前に本当にそれが制約なのか?と検討したり、どうすれば制約を緩和できるのか?という検討は必要と思う。
一般的に、制約が減れば選択肢は増える。(制約=こだわりと捉えても良い)
選択肢が増えれば、安いものも候補に挙がる可能性が上がる。
また、安いものでも部分的に直せば高級品と同等の性能を発揮できる場合があるかもしれない。
制約条件の検討、創意工夫、時に我慢の精神でお金を貯めてほしい、と感じたが、そのような行為は手間がかかる。
これらはお金の優先順位が高くないとできないことと思う。
無理に行えばストレスだ。無理はしない方がよいと思う。
ストレスが増えれば人生に対する満足度が減る。
お金を使い続けた方が幸せなのではないか、と思った。
お金の優先順位が高くない、ということは幸せなことだと思う。
現時点ではお金のことをあまり心配しなくてもよいからだ。